泥くさく、いこう。

GWの前半、桑高さんの経営するゲストハウス「杉の子」で働かせてもらった。

桑高さんは、もともと地域おこし協力隊として活躍されていたが、その後3年前から木沢村でゲストハウスを運営されている。私は以前、自分が所属するNPO法人を通じて知り合った。

ゲストハウスには、えみちゃんという18歳(察してください)の女性がいて毎日美味しいご飯を作ってくれている。

彼女の手は、語られることのない苦労とともに彼女の温かさをひしひしと伝えてくる。

休憩時間には縁側に座って一緒にお茶を飲む。話をしている時に見えた彼女の笑顔や仕草から、「愛おしさ」を感じた。

高齢化社会、過疎化など。
地方を筆頭に様々な社会問題が挙げられている。地方の大学では「地域創生」の言葉のついた学部までできてきている。さらに、学生団体までも。とても注目されてるこれらの問題。

桑高さんの地方創生計画は10年というスパンで考えられていた。ちょっとやそっとの手先動かしただけじゃ、変えられない。もしかしたら、いかにその場に「自然に」溶け込ませることができるかが大事なのかなと思った。

働かせてもらってる時に、近所のおばちゃんの家に泊まらせてもらった。自分が心をひらくと、向こうも自分のことを話してくれるようになった。話を聞くのが楽しくてしょうがなかった。おばちゃんの一言一言が、自分の中に染み込んでくる。本音。これを得るには、ちゃんと「人」と向き合おうと心から思わなければ、相手にも自分の気持ちは伝わらない。でも逆に、言葉以外にも伝えられる方法がたくさんある、むしろそっちの方が強かったりすることもあるんだなと再認識させられた。

自分がやりたいこともいっぱいある。
でも目の前には解決しなきゃいけない、した方がいいこともいっぱいある。

この2つが、交わった時にやっと人の役に立てる時がくるんだろう。

短期間だったが、自分の頭の中はぐるぐるが止まらなかった。今も止まらない。

現場でガンガン実践することも、
学校で講義や文献を読むことで知識を蓄えることも、両方大事。ほんとに。
この2つができる環境に自分がいることを、もっと幸せに感じてやっていこうって思い直させられた。

よし、苦手な文献読み。
時間めっちゃかかるけど頑張ろう。
実践も、勉強も、泥臭く。


ぽれぽれ

田舎にすむ、おてんばむすめ。 いつもどこにいるか、わからない。 でもときには、立ちどまらざるをえない。 考えすぎて、頭痛もでてくる。 それでも、「一瞬」を「一所懸命」にかけまくる。 どこまでも自分に素直に。 ゆっくり、ゆっくり 「真っすぐに帆をはって」進んでいく。

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